降っても、晴れても ·chronicle for rainy African stays

エッセイと短いフィクション、それに備忘のための記事リンク *内容は個人としてのものです。

読書(まんがだけどさ)

夜廻り猫、ってまんがを、寝る前に少しずつよんでいて

「ありがとうとごめんなさいはしあわせの秘訣」ってセリフにいきあたった。

うちのおくさん、おこちゃまたちが小さいときに

「ありがとうとごめんなさいはちゃんと言えるようになりなさいって言ってるでしょっ!」
ってよく怒ってたなあ。

あれ、こういうことだったのか。

きがつくのがおそくてごめんなさい。ありがとう。



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MEMENTO-MORI

MEMENTO-MORI
メメント・モリ

ラテン語の宗教用語、だそうです。

意味は、「死を想え」


等身大の生活をするには、等身大の実物の生死を感じる意識をたかめなくてはならない。 (藤原 新也)

だそうです。


ブリンジ・ヌガク

意味は、「食うものを、くれ」
(コリン・A・ターンブル)

スワヒリ語かなあ。自信ないけど。

人類学者がフィールドワークに入ったエリアは食物が少なく、家族よりも、友人よりも、自分の食べるものが第一、
そんなことが報告されてます。まだ、その本、読み差しだけど。



はは。起きるのがいやで、グズグズしてるわたくしでした。

「おはよう。ごはんたべよー」

ありがたいなあ。

おはよう。



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清宮が満塁弾、高校通算105号 早実が西東京大会16強:日本経済新聞

うといもので、最近彼の存在を知りました。

すごいですねー。早実かあ…。

清宮が満塁弾、高校通算105号 早実西東京大会16強:日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK10144_X10C17A7000000/

夏のかいだん

うちの集合住宅は13階建てである。

13階。いやー、タワーとはいわないけど、結構な高さだ。ちょっと自慢である。

…ぼくら家族は6階に住んでるけどね。

 

うちの集合住宅は、各階のデザイン・外観、各戸の外観はほぼ同じ。

宅急便のおにいさま泣かせの建物である。

 

うちの集合住宅は、エレベーターが全階には停まらない。

3階、5階、7階、9階に停まる。

 6階のわがやに帰るには、1階にある呼び出しキーで部屋番号を押して家族に1階のゲートを開けてもらうか、IDカードで自分でゲートを開け、エントランスのエレベーターで5階まで上がり、そこから階段を1フロア上がって6階に、という段取りだ。毎日のことだから、間違えたことはない。なにしろ、ここには20年近くすんでいるのだから。

 

 今日は、職場で納涼会があった。

いろいろ、いろいろややこしい時期で、ちょっと現実逃避をしたかったこともあり、ぼくはふだんよりも多めに酒をのみ…いや、酒に飲まれ…なんとか終電の私鉄電車に乗り込み、途中、なんどか寝落ちしながら、地元の駅ではしっかり電車を下り、タクシー乗り場の長い列に耐え、タクシーの乗り、駅から20分のわがやのある13階だて集合住宅前までなんとかたどりついた。

 

1Fのゲートを開けるためにうちの奥さんを起こすのは、はばかられた。なにしろ夜中の2時を過ぎている。奥さんも明日は直訪だっと言ってたしな。

よし、IDカード。ちゃんと持っている。えれいぞ、おれ。ゲート、オープン。開けゴマだ。

 

エントランスに入り、エレベーターに乗り、5階のボタンをおし、またちょっと寝落ちして…停止階でおり、ふらふらしながら1階分の階段をあがり、自宅前にたどりついた。ここでピンポーンを鳴らしたら、ダメだ。奥さんをおこしてしまうじゃないか。

そうだ、うちのカギでドアあければいいじゃないか。

 

ドアのかぎをがちゃがちゃあけようとした。

あかない。

よっぱらってるからか?

10分くらい、がちゃがちゃがちゃしてみる。

あかない。

しかたない。

いったん1階におりて、やっぱり奥さんをおこしてゲートをあけてもらい、わがやのドアもあけてもらおう…

 

んんん?1フロア階段を下りてエレベーターホールのフロア数をみたら、なぜか、3階だった…ということは、さっきおれは4階の、他人の自宅のドアを、10分以上こじあけようとしていた、ということか?

 

エレベーターホールや、各戸の玄関ドア前に、じーっと防犯カメラが休まず録画を続けていることを思い出した…

 

*フィクションです。


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