降っても、晴れても ·chronicle for rainy African stays

エッセイと短いフィクション、それに備忘のための記事リンク *内容は個人としてのものです。

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「あといくつ?あと何駅でつくの?」

「もう、つーかーれーたあー」

とかいうやりとりをしながら、乳幼児のてを引いて帰省したのは、ずいぶん前だったのか。

 

実母の様子をみがてら単身で帰省。

その一方で、地方の学校で学生生活をしている娘が東京に帰省してくると。

 

かんぺきな、すれちがい。

 

きみとは、きみが小学生のときに、ばあちゃんのうちのぼろぼろの板塀をきれいにするチームを結成して、茶色のペンキを一緒に塗って、板塀をきれいにしてくれたよね。

 

こんな島に、ペンキや刷毛が売ってるの?ホームセンター、あるの?ってまあるい目になって、驚いてた。

 

ふたりで一生懸命。塗り終わったときに、きみのほっぺたの先がちょっと茶色くなってた 笑

 

暑い日だったね。

 あのときは、ありがとう。

 

気をつけて帰ってきてね。

 今回は会えないけどさ。

 
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お帰りなさい。

いってきます。

 

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